就業を希望される方へ – 社長メッセージ
当社はリールを主にした製造メーカーで、リールに関して世界のトップメーカーになる事を目指しています。
リールの中でも現在主として使われているのは自動車整備業界ですが、国内ではトップシェアを誇っており、現在走っているほとんどの車が弊社の製品を使って整備されていると言えるかもしれません。直接ではないですが側面から安全な車の社会を支えていると自負しています。
三協リールの一番の強みは「人」だと思います。製品にしてもサービスにしても創り出すのは人です。お客様のため、社会貢献のため、皆でフランクに既存に固執せず動かしていけるというのが強みだと思います。
営業チームも技術チームも、頼まれたら「何とかしてあげたい」という気持ちがあるので、そこから新しいものが生まれたり、お客様の要望や先のニーズを汲み取ってカタチにできるのではないかと思います。
会社として大切にしていることも、人を尊重する事です。人を尊重できない人は、三協リールには合わないと思います。
みんな役割も能力も責任も違い、その誰が欠けても困るのです。それぞれに得意不得意があり、得意なことで活躍し、不得意なところは皆で補い、そのみんなの総和が社会やお客様の役に立っているのだと思っています。 またこれは社内に限らず、お客様や協力会社といった取引先の皆さんとの関係においても同様です。お客様に色々な情報や知恵をいただきカタチにしていくのですが、協力会社の技術やノウハウがあってこそ三協リールの製品が生まれるわけですから、お互いの得意分野を活かして補い合いながら社会に貢献しているのだと思っています。
三協リールに入社するメリットは、やりたいと手を上げてくれれば「やっていいよ」と言えること。社長の私が言っていることなので間違いではないと思います(笑)
もちろんまだなかなか実現に至らないこともありますが、「責任を持つからやっていいよ」と言える会社です。中小企業だからこそ機敏に動ける。
新しい波に対応し乗っていけるのは楽しいと思いますよ。これからまた新しい流れがきたときに、自分で考え行動できる人にとって、当社には大きなチャンスがあると思います。
先日ある社員が、お客様のニーズや中国市場の動きからヒントを得て新しい商品を開発し、開口一番「三協リール史上、最高の商品ができました!」と持ってきたときは嬉しかったですね。他にも社内イベントで企画担当者が面白い出し物を考えてきたりするのも「面白い事考えたな」と嬉しくなります(笑)小さい事のようですが、お客様に対するサービスもこのような社内の事も同じで、言われた事だけではなく相手の事を考えて創意工夫してくれる。失敗しようが成功しようが、やってくれたことに対して嬉しくなります。
会社としての目標は一貫して「世界のリールトップメーカーになること」です。
物はあふれ、新しい「物」をどんどん生み出せばいい時代ではなくなっています。先進国では少子化が進んでいますし、デジタル化・グローバル化も進む中で今後残っていけるのは、その分野のトップメーカーだけだと思っています。いまお客様から声をかけていただけているのは、創業から50年の信頼と国内トップの実績があるからです。今後は世界でもそうなっていかなければならないと思っています。
この目標は自らが得意とする分野において世界一になりたいという思いと、お客様にも世界で一番の製品を使っていただきたいという思いからですが、世界のトップメーカーで働いているという誇りを社員の皆に感じて欲しい、という思いもあります。社員やその家族、お客様や協力会社の皆さんを幸せにできるような会社になりたい、というのが本当の想いであり、目標です。
お客様にとっては三協リールの商品を使っていることが意識しないくらい当たり前になっていて欲しいですね。世界のどこに行ってもどんな状況でも、例えば極寒の地でも当社の商品が当たり前に動いていると嬉しいですね。
現在国内では自動車整備関連が主な市場ですが、海外ではより様々な分野、製品に利用されますし、当社もそれに合わせてラインナップを広げていく予定です。また医療器具など新たな分野での商品開発にも取り組んでいきたいと考えています。今は代理店が約30カ国ほど、使用されている国は50~60カ国程度ですが、いずれは100カ国以上に販路を拡大し、10年後、2030年くらいにはトップになっていたいですね。
三協リールは、創業から50年かけて大きな技術と信頼を得てきました。これから、世界No.1へと挑戦をしていきます。
日本ではトップランナーだけど、世界へはチャレンジャー。
自ら動いて活躍したい人こそ、三協リールで活躍できると思います。
自ら動くと言っても、例えば回ってきた書類に対して気づいた事があれば書式を改良してみるといった小さな事でもいいので、自分で考えて動くくらいから始めてもらえば良いんです。その積み重ねがいずれ、新しいサービスや商品の開発に繋がるのだと思います。
小さくても大きくてもいいので何か、気づいた事を良くしよう、誰かの役に立とうと行動してくれる。 そんな人に仲間になっていただきたいですね。
(2020年時点)